不動産や株式を贈与するには
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不動産を贈与するためには、まず、贈与契約書を作成し、書面という形で残しておくことが重要になります。
贈与契約書を作成したら、贈与する土地の名義を変更するために、登記をおこなわなければなりません。この登記の際には、いくつかの税金がかかります。
つづいて、贈与税の申告と納付をおこないます。
生前贈与をした土地が、110万円を超える場合には贈与税を支払う必要がありますが、贈与税をなるべく抑える方法もありますので、多くの場合は専門家に依頼することになります。
また、株式を贈与する際にも、まずは贈与契約書を作成します。
贈与契約書の作成をおこなった後、多くの企業が譲渡承認申請をしなければなりません。
株式を譲渡する際には、無制限に譲渡がおこなえないよう、譲渡制限がかけられている場合が多いからです。
譲渡承認申請を提出した後、取締役会や株主総会を開催します。取締役会や株主総会で承認をうけてから、株主を変更することで、株式の贈与が可能になります。
不動産や株式の贈与には、それぞれ個別でおこなわなければならない手続きが多くあります。
長尾公仁税理士事務所では、不動産、株式の贈与に関するご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。